中等度虫歯(C2)の歯を削らない虫歯治療法

中等度の虫歯(C2)について

中等度虫歯を削らない治療

中等度のむし歯はC2と呼ばれ、むし歯がエナメル質から象牙質に進行していますが、まだ、歯髄(歯の中にある歯の神経)には達していない状態で、冷たいものや甘いものがしみるなどの症状が出てきます。

軽い痛みを感じることも。この段階ではむし歯の部分をC1の場合よりもさらに大きく削ります。

コンポジットレジンで対応できない場合はインレーという、はめ込むタイプの詰め物で処置をします。

中等度の虫歯(C2)を削らない虫歯治療 カリソルブ

歯を削らない虫歯治療カリソルブ

むし歯がエナメル質から象牙質に進行したのがC2のむし歯。当然、従来の治療では健康な歯を含め、削る部分もかなり多くなります。 

しかし、歯を削らない虫歯治療では、C2のむし歯も基本的には削りません(むし歯の場所が歯の奥にある場合は、薬剤を塗布できるスペースを確保するために最小限、削ることがあります)。

C2の場合は、カリソルブ、ドックベストセメント 、プラズマレーザー治療が、歯を削らない治療の適応になります。

カリソルブはジェル状の薬剤で、これをむし歯の部分に塗布することでむし歯を治します。 

中等度の虫歯(C2)を削らない虫歯治療ドックベストセメント

歯を削らない虫歯治療ドックベストセメント

ドックベストセメントは、殺菌作用のある銅イオンと、鉄イオンが配合され、さらに複数のミネラルが含まれている歯科用のセメントで、このセメントを虫歯部分に塗る事で、従来の虫歯治療のように、虫歯部分を削ることなく、殺菌して虫歯を治す事が可能です。 

中等度の虫歯(C2)を削らない虫歯治療 プラズマレーザー

歯を削らない虫歯治療プラズマレーザー

歯を削らない、神経を抜かない虫歯治療プラズマレーザー治療機器 『ストリーク』 には、むし歯を削らないで治療できるだけでなく、針を使わない麻酔ができたり、歯の歯質強化ができたりと、多くの優れた特徴があります。